切なくて魅力たっぷりの「不倫」の恋ですが、社会常識の観点からいえば、けっして賛美されるべきではなく、必ず犠牲者を伴うのを忘れてはなりません。
それは不倫された側の妻や夫、子供たちです。
当人同士が許されぬ愛に酔いしれて盛り上がってる陰で、泣いてる人たちがいるのを忘れるべきではありません。
基本的に不倫が悪であることは疑いのない事実だからこそ、裁判で争うような修羅場をもたらすのでしょう。
最近よく言われる「人を好きになるのは理由もないし、その欲望に正直に従うのが現代人らしい自由な生き方である」
という風潮。
しかしそこには理性によって欲望をコントロールするという、もう一つの「人間らしさ」が忘れ去られているのです。
不倫によって誰も傷つく人が誰もいなければ、特に問題はありません。
しかし人を傷つけない「いじめ」が存在しないように、人を全く傷つけない不倫も存在しないのです。
配偶者以外の異性を好きになる事は誰でもありますが、それを理性で抑えないで突っ走るのなら、配偶者に嘘をつくべきではなく、相手に告げるべきでしょう。
不倫でもっとも傷つくのは、この「嘘をついたり隠し事をして相手を騙す」ことであり、それは夫婦間で「いじめ」をしているのと同じなのです。
不倫でのぼせてるのが片方だけで、もう一方は遊びとしか考えてない場合もありますが、遊び半分なのを隠して不倫を続ける場合、それも相手を騙し傷つける行為に他なりません。
このように不倫は家族はもちろん当事者さえ傷つける悪しき所業である、という事を理解しておく必要があるのです。